また、コロナ禍による「通勤に関する考え方の変化」を尋ねたところ、20代のテレワーク経験者のうち、32%が「(新型コロナウイルスの影響を受け)通勤時間を短くしたいと思うようになった」と回答。テレワーク経験のない20代では、約8ポイント低い24.1%だったことから、テレワーク経験者のほうが「通勤時間を短くしたい」と考えている割合が多いことが分かった。
住環境についても、テレワークを経験している20代の49.0%が、「プライベートを含めた便利さ重視で都心に住みたい」「どちらかと言えば、プライベートを含めた便利さ重視で都心に住みたい」と回答し、「郊外に住みたい」を15.7ポイント上回った。
テレワークで通勤する機会が減少すると郊外に引っ越す人が増加するとされているが、20代の場合はむしろ「都心」に集中する傾向が伺えた。テレワークで通勤時間のない生活を経験したことで、通勤にかける時間をできるだけ減らしたいと考えるようになったことが背景にあると推察される。
今回の調査は、学情が運営する転職サイトへの来訪者を対象に実施した。
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