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コロナ収束後、「ないままでいい」飲み会 3位「新年会」、2位「会社の定期飲み会」、1位は?「必要ない」の声も(1/2 ページ)

» 2021年04月22日 10時25分 公開
[ITmedia]

 新型コロナウイルスの影響で、会社の歓送迎会・忘年会が中止になったり、オンラインで開催されたりしている。コロナ収束後、職場におけるリアルな飲み会を希望している人はどの程度いるのだろうか? キリンホールディングス(HD)は月に1回以上飲酒する全国の20〜50代の男女1000人を対象に実施した「コロナ禍を受けた飲酒と『アルハラ』に関する実態調査」の結果を発表した。

会社の飲み会を復活させたい人は多い?(写真提供:ゲッティイメージズ)

 コロナ収束後に復活させたい飲み会を聞くと、1位は「花見」(43.9%)で、2位は「忘年会」(41.9%)、3位は「誕生日会」(40.5%)という結果に。キリンHDは「その季節ならではのイベントが恋しくなっている人が多いように見受けられる」と分析する。

コロナ収束後に復活させたい飲み会(出所:リリース)

コロナ収束後は仕事の飲み会をしたくない

 コロナ収束後も、「ないままでいい」と思う飲み会を尋ねた。すると、1位は「取引先との接待」(64.8%)で、2位は「会社の定期飲み会」(61.9%)、3位は「新年会」(49.5%)と続いた。1位と2位がともに60%以上の回答を集めていることから、同社は「仕事関連の飲み会を避けたいと感じている人が多いことが見て取れる」としている。

コロナ収束後もないままでいいと思う飲み会(出所:リリース)

 「取引先との接待」と回答した人からは、「気を遣うのがしんどいから」(25歳女性)、「もともと必要ない。したくもされたくもない」(41歳男性)、「接待を必要とせずとも関係性は築ける」(52歳女性)、「自分の望む飲み会ではないうえ、気疲れするため」(26歳男性)といった声が寄せられた。

 「会社の定期飲み会」と回答した人からは「強制的な一気飲みといった『アルハラ』など、さまざまなハラスメントを防げるから」(37歳男性)や「会社の飲み会は業務の延長」(43歳女性)といった指摘があった。

 こうした結果を踏まえ、同社は「総じて『プライベートな飲み会はまた楽しみたい。仕事関連の飲み会は、できればこのままなくなってほしい』と感じている人が多いという傾向が見られた」と分析する。

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