大手携帯キャリアが相次いで新料金プランを提供しているが、他社への乗り換えを検討している格安SIMユーザーはどの程度いるのか――SaaS事業などを手掛けるショーケース(東京都港区)は4月19日、格安SIMを契約している10〜60代の男女500人を対象に実施したアンケート調査の結果を発表した。
「この春、他社への乗り換えを検討しているか」と質問したところ、「検討している」と回答したユーザーは38.6%だった。
乗り換えを検討している人に対し、具体的な会社・料金プランを尋ねると、1位は「楽天モバイル」(43.0%)で、2位は「ahamo」(24.9%)、3位は「povo」(7.3%)、4位は「LINEMO」(6.2%)という結果に。MVNO各社に乗り換えることを検討するユーザーが少なかったことから、ショーケースは大手キャリアへの「流出傾向が浮き彫りになった」と指摘する。
格安SIMからの乗り換えを検討していないと回答した人にその理由を質問した。すると、「現状で満足している」(67.4%)が最も多く、「手続きが面倒」(24.1%)と続いた。
今回の調査は3月24〜25日にインターネット上で実施した。
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