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» 2021年05月21日 15時24分 公開

ANA、バーチャル空間で旅行や買い物ができる「SKY WHALE」開発 22年に提供開始新会社ANA NEO設立

ANAホールディングスが、スマホなどからアクセスできる旅のプラットフォーム「SKY WHALE」を開発し、2022年にサービスの提供を開始すると発表した。

[ITmedia]

 ANAホールディングス(HD)は5月20日、スマートフォン、タブレットなどからアクセスできる旅のプラットフォーム「SKY WHALE」を開発し、2022年にサービスの提供を開始すると発表した。あわせてSKY WHALEの開発・運営を行うグループ会社ANA NEO(東京都港区)を設立したことを明らかにした。

旅のプラットフォーム「SKY WHALE」を開発(出所:プレスリリース)

 SKY WHALEのコンセプトは「時空を超える旅客機」。「Skyパーク」「Skyモール」「Skyビレッジ」という3つのサービスで構成する。

 総合プロデューサーに「ファイナルファンタジーXV」を手掛けたJP GAMESの田畑端氏。音楽企画監修には、ヴァイオリニスト・作曲家の葉加瀬太郎氏がそれぞれ就任し、SKY WHALEの世界観を作り上げる。

 旅のテーマパーク「Skyパーク」では、3D CGによって描かれた世界のさまざまな都市や絶景スポットを舞台に、気軽に楽しめる新しい旅行体験を提供する。「のんびり」「弾丸」など旅の好みを設定し、自宅にいながら最大8人で同時にバーチャル旅行を楽しむことができるようにする。

Skyパークでは最大8人同時にバーチャル旅行ができる(出所:プレスリリース)

 また、バーチャルでの旅行体験に合わせた現実の旅行も提案。そこから予約できるようにした。旅行口コミサイト大手の「Tripadvisor(トリップアドバイザー)」など、パートナーの協力を得て、リアルの世界における旅行需要の喚起、地域活性化につなげるとしている。

 バーチャルショッピング空間「Skyモール」は、空港でのショッピングやエンターテインメントをイメージした。家族や友人などと一緒にモール内を歩き、買い物やイベントなどを楽しめるようにする。ANAグループが選んだ商品を、実際に手元へ届ける「越境EC」を実現。偶然の出会いの楽しみや利便性を提供し、地域創生や地産外商の促進を目指す。

 未来の街をイメージした空間「Skyビレッジ」では、バーチャルにおけるスマートシティー実現を目指し、バーチャル上で医療・教育・行政などのサービス展開を予定している。

 開発にあたっては、JP GAMESが有するブロックチェーン対応のサイバー空間サービスエンジン「PEGASUS WORLD KIT」を導入。フィジカル空間(現実)とサイバー空間(仮想)を融合させ、経済発展と社会的課題の解決を両立する新たな社会「Society 5.0」の実現を目指すとしている。

後援・協力する団体(出所:プレスリリース)

 コロナ禍によりデジタル化が加速し、消費者の価値観が変化。感染拡大に伴う外出自粛なども相まって、航空業界は厳しい状況が続いている。ANAグループはビジネスモデルへの変革を行い、新たな収益の柱として育てたい考えだ。

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