人事領域にデジタル技術を活用するHRテック企業Thinkings(東京都中央区)は5月24日、全国の採用担当者1094人に実施した「コロナ禍を含む直近3年程度における採用活動の実態に関する調査」の結果を公開した。
デジタル環境の成熟、働き方改革、SDGsなどの社会変化に加え、2020年からは新型コロナウイルスの流行により、各企業の経営環境や採用現場には変化が求められている。そんな中、採用担当者1094人のうち490人が採用強化・業務効率化のため、新たな採用ツール(求人媒体、オンライン面接ツール、適性検査・web検査ツールなど)を導入したことが分かった。
新しく採用ツールを導入した採用担当者に「新たに採用ツールを増やしたことにより忙しくなったか」尋ねたところ、36.7%が「忙しくなった」と回答。さらに「自社で採用した人材の質に変化はあったか」尋ねると、67.5%が「変化していない」「低下した」「分からない」と回答した。また「自社とマッチする人材の見極めが難しくなった」「本音や本質が見抜けなくなった」など、オンライン面接に苦戦する意見も多かった。
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