上司とのコミュニケーションでストレスが増加した人に、上司に直してほしい点を尋ねると、最多の回答は「業務時間とプライベートな時間のすみわけ」で41.8%だった。次いで「仕事をする上での管理や束縛」(28.9%)、「プライベートな事柄に関するコミュニケーション」(26.9%)、「チャットやメールでの言葉の使い方」(26.9%)が挙がった。
一方で、ストレスが増加傾向にある人でも、8割弱が在宅でのリモートワーク継続を希望していることが分かった。しかし、ストレスが減少傾向の人に比べて、出社との併用を希望する傾向があった。
新型コロナウイルス感染症の拡大によってリモートワークが定着しつつある一方、上司と部下のコミュニケーションは依然改善されない傾向が見て取れた。特に「仕事をする上での管理や束縛」は、部下のストレスに影響を与えていることが判明した。リモートワークにおけるマネジメント方法について、今後は「監視」以外の改善策が求められている。
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