こうした主張をすると、一部の人たちからは不平不満も出よう。例えば60〜64歳の人たちからは「余計な事を言うな。せっかく『そろそろ自分たちの番』だと期待していたのに」というお叱りが出てくることが予想される。私もその年齢だからその気持ちはよく分かるが、エッセンシャルワーカーの人たちは毎日リスクを背負って出勤しているのだから、少しだけ譲ってあげてほしい。ワクチンは国民全部に行きわたるだけの分量が確保されているので、焦らずにもう少し待ってほしい。
また、「タクシーはぜいたくな移動手段だから、その運転手たちはエッセンシャルワーカーじゃない」と主張する人たちも出てくるかもしれない。しかしその見方は偏見に満ちたものだ。世の中には自ら車を運転できず、でも鉄道やバスを使えない場所に何とかして行かざるを得ない人たちが多くいる。タクシーは立派な公共交通機関であり、その運転手は間違いなくエッセンシャルワーカーである。
しかもその勤務には間違いなく感染リスクが伴う。このことは、このウイルス感染拡大の初期にタクシー運転手が感染、死亡した事例が何件もあったことで立証されている。そして自宅または施設で療養中の新型コロナ軽症・中等症患者が病院と行き来するのにはタクシーが現実的手段なのだ。ぜひ、彼らも優先接種の対象に含めてあげてほしい。 (日沖 博道)
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