LASSIC(鳥取県鳥取市)は、運営するWebメディア「テレワーク・リモートワーク総合研究所」にて、テレワークの良かった点についてアンケートを実施した。結果、「通勤によるストレスがなくなった」と答えた人が男女ともに最多となり、男性60%、女性は65%に上った。
「テレワークの良かった点」(テレワーク・リモートワーク総合研究所調べ)
さらに、「テレワークによって浮いた通勤時間の使い方」に関する調査を実施したところ、男性は「仕事」と「SNS・ネットサーフィン」が22.76%で同率1位、女性は「家事」が40.46%で1位となった。女性は1位と2位では15ポイント以上差がつく結果となった。
「テレワークによって浮いた通勤時間の使い方」(テレワーク・リモートワーク総合研究所調べ)
男女ともに「家事」が上位となった一方で、男女比をみると女性は男性の約2倍の数値であり、テレワーク、リモートワーク下でも女性が家事を担っているケースが多いことがうかがえる。また男女ともに2割を超えた「SNS・ネットサーフィン」だが、通勤時間に情報収集していた人にとっては、通勤時間の有無にかかわらずその時間を確保しているようだ。
テレワークの悪かった点を尋ねたところ、男女ともに「仕事とプライベートの区別ができない」が1位となった(男性45.2%、女性38.9%)。「浮いた通勤時間の使い方」で、男女ともに上位にランクインしていた「仕事」だが、時間の制約なく仕事に没頭することでプライベートとのオンオフの切り替えが難しいようだ。
今回の調査は、テレワークやリモートワークを経験している20〜65歳の有職者男女1077人を対象に、インターネット上で実施した。調査期間は2020年9月1日〜9月4日。
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