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» 2021年06月18日 08時00分 公開

九州新幹線西九州ルート、並行在来線問題の解決と「幅広い協議」の行方杉山淳一の「週刊鉄道経済」(1/6 ページ)

佐賀県は、九州新幹線西九州ルートに関して開催された国土交通省鉄道局との「幅広い協議」で「フル規格にするなら3ルートを検討してほしい」と意見。その後、与党新幹線プロジェクトでの西九州ルートの検討委員会の報告、JR九州のコメントからは、フル規格の着工が予測されるが、現状、肝心の「建設の合意」ができていない。

[杉山淳一,ITmedia]

 5月31日に開催された、国土交通省鉄道局と佐賀県との九州新幹線西九州ルートに関する「幅広い協議」において、佐賀県側から「フル規格にするなら3ルートを検討してほしい」という意見が出た。

 6月14日の与党新幹線プロジェクトでは西九州ルートの検討委員会から「並行在来線はJR九州が運行を維持」と報告された。JR九州はこの審議を受けて「必ずしも経営分離を前提とせず」とコメントした。これでフル規格の着工へ進みそうに見えるけれども、そうはいかない。肝心の「建設の合意」ができていない。

九州新幹線西九州ルートのうち、武雄温泉〜長崎間は「西九州新幹線」として2022年秋に開業予定。車両はN700S、列車名は「かもめ」
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