本田技研工業(ホンダ)は6月24日、新型「CIVIC(シビック)」を世界初公開した。
シビックは1972年に誕生し、今回の新型は11代目となる。コンセプトは「爽快シビック」。乗る人全員に「爽快」を届ける車を目指したという。気持ちが明るくなるような開放的な「デザイン」と、質の高い走行体験を提供する「ダイナミクス」、直感的な操作を可能にする「HMI(Human Machine Interface)」など、乗る人を中心とした考えを元に進化させた。
パッケージングは、従来からのローアンドワイドな骨格を際立たせることにより、安定感と動的性能の両立を実現させた。
エクステリアは、運転のしやすさと開放感を表現するキャビンを追求するとともに、クーペのような流れるプロポーションを描くことで、前方の視界を確保と美しい車の両立を目指した。フロントにはLEDの薄型ヘッドライトとハニカムグリルを採用。リアは、スタンスの良さを強調しローアンドワイドとした。インテリアはノイズレスな造形にすることで、心地のよい空間を作り出している。
安全面もアップデートした。安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」は、フロントワイドビューカメラと高速画像処理チップを採用。トラフィックジャムアシストの追加など、先代モデルからさらに機能を進化・充実させた。また、夜間には、対向車などにまぶしさを与えず、良好な遠方視認性を提供するアダプティブドライビングビームを同社として初めて採用した。
特設サイトでは、「CIVIC HISTORY」として72年に発売した初代モデルから17年に発売した10代目までの情報を掲載。また、「CIVIC MUSUIC」というプレイリストも公開している。
同社は、新型シビックの発売を21年秋に設定。また、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載したハイブリッドモデルの新型シビックと、シビックTYPE Rの発売は22年を予定している。
ホンダ、Modulo Xコンプリートカー「FIT e:HEV Modulo X」を新発売
福井県の「住みここちランキング2021」発表 福井市、あわら市を抑えて1位になったのは?
富山県の「住みここちランキング2021」発表 富山市、滑川市を抑えて1位になったのは?
業界初! YKKが玄関ドア用「顔認証キー」開発 非接触ニーズ狙う
3割超が「テレワークでウソの報告経験あり」 ウソの内容は?Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR注目記事ランキング