また、ローソンは、H2Oと協力して店舗のローカライズに力を入れていく考えを示した。「地元の朝採れ野菜がローソンの店頭に並んだり、調理されお弁当になったりなど、地域の中でエコシステムを回していく取り組みも考えています。コンビニ単体ではこのような取り組みは難しい。H2Oと組むことで百貨店やスーパーと一体になり、エコシステムを構築していきたいです」(竹増社長)
両社は今後の展開について、「実店舗での取り組みだけでなく、協業分野において、データやテクノロジーの力を活用しながらシナジーを起こしていきたいです」と述べた。
関西の駅ナカコンビニが、大手コンビニチェーンに転換する動きが広がっている。13年に、近畿日本鉄道が売店をファミリーマートに、14年にはJR西日本が「キヨスク」をセブンイレブンに転換した。アズナスのローソン転換により、今後のコンビニ勢力図はどう変わっていくのだろうか。
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