タイ人向け日本旅行情報メディア「Chill Chill Japan」を運営する「アジア・インタラクション・サポート」 は、日本に関心のあるタイ人を対象に、訪日旅行に関する意向調査を実施。「訪日タイ人の人気観光地ランキング2021<北海道・東北編>」を発表した。
タイ人に人気な北海道の観光スポットランキング1位は、ラベンダー畑で有名な「ファーム富田」(北海道中富良野町)だった。次いで「小樽運河」「さっぽろ雪まつり」と続いた。さっぽろ雪まつりは2020年度の全国順位が58位だったが、21年は35位と大幅にランクアップしており、注目が集まっている。
北海道の人気地名ランキングでは、「札幌」が1位に。2位は「小樽」で3位はファーム富田がある「富良野(ふらの)」だった。タイ人の間で札幌エリアの認知度が高いことが分かる。
東北の観光スポットをを尋ねたところ、最も人気があったのは「銀山温泉」だった。2位は「蔵王温泉スキー場」で山形県が1、2位を独占した同率3位は、「乳頭温泉郷」と福島と新潟をつなぐ全長135キロの路線「只見線」となった。
上位には冬の絶景スポットが多く、東北では特に冬の観光に期待が寄せられていることが分かる。温泉地も多く選ばれており、知名度が上がってきている。
東北の人気地名ランキング1位は「仙台」、2位は「青森」、3位が「銀山」となった。
調査は、2月8日から3月15日にインターネットで実施。日本旅行に関心を持つタイ人2300人を対象とした。
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