30〜50代男性の6割弱はインテリアにこだわりがない――そんな結果が、リサーチ会社マイボイスコム(東京都千代田区)が実施した調査で分かった。
インテリアにこだわりがある人は3割弱で、男性より女性のほうがこだわる傾向があった。
インテリアの重視点で最も多かった回答は「見た目がすっきりしている」(41.5%)で、「シンプルで飽きがこない」(37.7%)、「くつろぎ・癒(いや)しの空間となり、居心地がよい」(36.9%)と続いた。10〜30代女性は「部屋全体のテイストに統一感がある」、女性の高年代層では「手入れがしやすい」「シンプルで飽きがこない」をそれぞれ重視する傾向が見られた。
家具・インテリア雑貨を購入する場所の1位は「家具専門店」(69.5%)、2位は「ホームセンター」(37.9%)だった。「インターネットショップ、通販サイト」「大型生活雑貨店」は各20%台という結果に。マイボイスコムは2018年にも同様の調査を行っているが、今回の調査では「家具専門店」「インターネットショップ、通販サイト」の割合が増加した。また、「100円ショップ」は女性若年層、「ホームセンター」は男性や高年代層で高い傾向が見られた。
家具・インテリアを選ぶ際の情報源は、「店頭のディスプレイ」が37.0%だった。「家具・インテリア専門店やホームセンターの公式サイト・アプリ」「テレビ番組・CM」「商品カタログ・パンフレット」はそれぞれ10%という結果に。
直近1年間に模様替えを行った人は全体の4割弱だった。具体的に行ったことは「収納方法・場所などを変える」(12.9%)が最多で、「家具の向きや配置・レイアウトを変える」(12.4%)、「インテリアや家具・収納用品などを購入・買い替える」(11.8%)と続いた。
今回の調査は6月1〜5日にインターネット上で実施し、1万240件の回答を集めた。
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