ロフトと比較して候補にあがる競合 3位は「PLAZA」、2位は「無印良品」、1位は?(1/2 ページ)

» 2021年06月30日 14時44分 公開

 アンケート調査ツールの開発などを手掛けるスパコロ(東京都港区)は、全国10〜60代を対象に実施した「利用実態調査 ロフト編」の結果を発表した。その結果、買い物をしようとしたときに、ロフトと比較して候補にあがる競合の1位は「東急ハンズ」で47.9%だった。

 次いで2位「無印良品」19.1%、3位「PLAZA」12.5%、4位「ドン・キホーテ」11.3%と続いた。業態別で比較すると、「雑貨店・ライフスタイルショップ」が53.1%で最も多く、続いて「ホームセンター」(10.0%)、「ショッピングセンター、スーパー」(8.3%)だった。

photo ロフトと比較して候補にあがる競合は?(以下リリースより)

 買い物のときに、ロフトに代わって選んだり、どちらを利用するか迷ったりする店が「ある」と回答した人は、ロフトの1年以内の利用者のうち75.0%だった。一方、「ほとんどない」と回答した人は25.0%で、1年以内の利用者の4人に1人が迷わずロフトを選んでいることが分かった。

photo 候補にあがる店舗の有無

 ロフトの顧客構造を分析すると、認知率は80.1%で、利用経験率が57.6%、直近1年間の利用率は21.7%、うち年間で5000円以上の購入者率は6.3%だった。認知したところから利用してみる「トライアル率」は80.1%、利用経験者のリピート率は37.7%、直近1年間の利用者の中で5000円以上購入する「ロイヤル化率」は29.0%で、認知したところから実際に利用するトライアルに至る割合の高さが際立った。

photo 顧客構造の分析結果

 ロフトを利用している理由の1位は「意外な商品、面白い商品が見つかる」。以下(37.8%)、「買い物が楽しいから」(34.0%)、「大体何でもそろうから、品ぞろえが良いから」(30.2%)と続いた。

photo ロフトを利用している理由
photo 顧客構造
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