3位の「玩具メーカー菓子」(153%)は「鬼滅の刃」をはじめとしたコンテンツでヒット商品が出たことで好調を持続。2年前に比べると販売金額が205%となっており、コロナ禍でも拡大が進んだことがうかがえる。
4位「血圧計」(125%)、5位「ヘアートリートメント」(124%)は、家でのセルフケア需要が後押ししたと考えられる。血圧計は、これまで病院やスポーツ施設で利用していた人が自宅用に購入するケースがみられる。ヘアートリートメントで人気を集めたのは、くせ毛ケアや滑らかな髪への仕上がり効果を訴求するもの。美容院に行くことを控える人などの需要を取り込んだと考えられる。
6位〜15位は以下の通り。6位の「テーピング」や12位の「サポーター」は外出控えや部活の制限で落ち込んでいた分が戻ったほか、在宅勤務の増加による腰痛などへの需要が見られた。
日用雑貨・医薬品の上位カテゴリーを月別に見ると、小中高の一斉休校や感染拡大で大きく売り上げを落とす月もあったが、反動もあり21年3月には回復している。
SRI+(全国小売店パネル調査)は、スーパーマーケット、コンビニエンスストア、ホームセンター・ディスカウントストア、ドラッグストア、専門店など全国約6000店舗から継続的に日々の販売情報を収集している小売店販売データ。統計的な処理を行っており、調査モニター店舗を特定できる情報は一切公開していない。
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