給与計算サービスなどを提供するフリーウェイジャパン(東京都中央区)は小・零細企業の従業員と代表取締役を対象に「夏のボーナス実態調査」を実施した。調査によると、夏のボーナス支給額の最多は「10〜20万円未満」となった。
ボーナス支給額の2位は、「20万円〜30万円未満」(17.0%)、3位は「30万円〜40万円未満」(12.8%)の順だった。
61.7%が支給額に「納得している」と回答した。一方で、「納得していない」と答えたのは約4分の1で25.5%だった。
ボーナスの使い道は、1位が「預金・貯金」(40.4%)という結果に。同率2位は、「借金・ローンなどの返済」、「生活費」(12.8%)で、4位には「投資」(10.6%)がランクインした。将来に向けた預貯金や投資に、ボーナスを割り当てる傾向が見られた。
「冬のボーナス支給の見通しが立っている」と回答した経営者は21.0%、「立っていない」は約半数で46.9%だった。「冬のボーナス支給に対する期待」について従業員は、78.3%が「期待できない」「あまり期待できない」と回答している。新型コロナウィルスの長期化により、ボーナス支給への期待値が下がっていることが分かる。
フリーウェイジャパンは小・零細企業向けに経理サービスを提供している。今回の調査は、同社のサービスを利用する企業の従業員253人、代表取締役81人を対象とした。期間は6月15〜21日で、インターネットで実施した。
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