デジタルウォレットアプリ「Kyash」は、7月13日から「イマすぐ入金」機能の提供を開始をした。銀行口座などを登録せずに、Kyashで支払いができる後払いタイプの入金方法となる。
スマホで申し込み入金額を選択すると、その場で決済のみに利用できるKyash残高に入金される。入金可能額は3000円から5万円までとなり、国内外5400万店舗のVisa加盟店で利用できるサービスだ。
申し込み金額に応じて手数料が発生し、3000〜1万円までが500円、1万1000〜2万円が800円、2万1000〜3万円が1150円、3万1000〜4万円が1500円、4万1000〜5万円が1800円となっている。入金金額とあわせて、入金した月の翌月末までに所定のコンビニ(ローソン、ファミリーマート、セイコーマート)で支払う。返済方法は順次追加を予定している。
イマすぐ入金利用の流れ
Kyash、1%利息の「残高利息」公開中止、内容見直し
Kyashは12月8日からのサービス開始を予定していた「残高利息」サービスのリリースをいったん中止し、名称と内容を見直すと発表した。「当初想定していなかった混乱が生じる懸念がある」と、理由について述べている。
Kyashでも ゆうちょ銀行とイオン銀行から不正引き出し
決済サービスを運営するKyash(東京都港区)は9月15日、ゆうちょ銀行およびイオン銀行の口座から、Kyashアカウントへの不正な引き出しを確認したと発表した。確認されている被害総額は、ゆうちょ銀行からが3件、23万円、イオン銀行から1件、30万円。
Kyash、2B向けカード発行事業譲渡 コンシューマ向けにフォーカス
決済サービスKyashを提供するKyash(東京都港区)は10月27日、企業向けカード発行事業の「Kyash Direct」を、フィンテック企業のインフキュリオンに譲渡すると発表した。コンシューマ向け事業に注力するため。
2020年のキャッシュレス業界 けん引したのは結局クレカ
20年のデータが出そろっていない段階ではあるものの、18年以降にキャッシュレス決済比率を押し上げたのはクレジットカードの利用増にある。PayPayが100億円規模の大規模キャンペーンを立ち上げ、いわゆるキャンペーン合戦によるシェアの奪い合いが激増したが「一番利用が多いPayPayでさえ全キャッシュレス決済の1割にも満たない」という声を聞いている。
残高に年利1%の利息提供 新たな形の銀行目指すKyash
フィンテック企業のKyash(東京都港区)は12月1日、銀行口座などから入金した残高に対して年利1%の利息を付与するサービスを12月8日から始めると発表した。付与されるのは、Kyashバリューで現金引き出しは行えない。
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