フィンテック企業のKyash(東京都港区)は12月8日からのサービス開始を予定していた「残高利息」サービスのリリースをいったん中止し、名称と内容を見直すと発表した。「関係各所に当初想定していなかった混乱が生じる懸念があるため」と、理由について述べている。
なおサービス発表前に、規制当局への確認は済ませていた。また、サービス開始を見込んで入金を行ったユーザーに対しては、「迷惑がかからないよう、対応を検討する」としている。
「残高利息」サービスは、プリペイド型の決済サービスKyashに預けた残高に対して、1%の利息がポイントとして付くというもの。同社は銀行業の免許は持っておらず、資金移動業免許によって、このサービスを実現しようとしていた。
残高に年利1%の利息提供 新たな形の銀行目指すKyash
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Kyashが2%還元を終了 キャッシュレス還元対応でポイントサービス開始
あと10年? 銀行業務を代替するDeFiに金融機関はどう取り組むべきかCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
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