メディア

Kyash　3Dセキュアに対応

» 2020年11月17日 17時31分公開

[ITmedia]

　Kyashは11月17日、「Kyash Card」が本人認証サービスの「3Dセキュア」に対応したと発表した。オンラインショッピングのほか電子マネーへのチャージなどに、3Dセキュアは用いられる。

ウォレットアプリ内のバーチャルカードと、年会費無料のKyash Card Liteは3Dセキュアに対応しない

　3Dセキュアは、オンラインショッピングの際に行う本人認証。Visaが提供する3Dセキュアサービス「VCAS（Visa Consumer Authentication Service）」を採用した。ID／パスワード方式ではなく、SMSやプッシュ通知、メール通知によって認証コードを送信し、認証する仕組み。

VCASの認証の仕組み（Kyash）

KyashがApple Payに対応　4月7日から
Google Payだけに対応していたKyashだが、このたびApple Payにも対応した。
法人キャッシュレスで「働き方改革」　法人プリカ「Stapleカード」で何が変わるのか
キャッシュレス化が遅れているのが法人の決済、特に従業員の経費精算だ。Fintech企業のクラウドキャストは、Kyash Directの仕組みを使い、法人向けのプリペイドカード「Stapleカード」を提供する。経費精算サービスと組み合わせ、非効率な法人の経費精算を効率化する。
Kyashが2％還元を終了　キャッシュレス還元対応でポイントサービス開始
Kyashは、これまでの2％還元を9月30日で終了し、新たに決済金額の1％をリアルタイムに付与するKyashポイントを開始する。「キャッシュレス・消費者還元事業」に対応し、対象加盟店での利用で5％または2％のポイント還元を実施。
キャッシュレス決済市場は5年後、規模1.5倍に　矢野経済研究所
矢野経済研究所の予測によると、2018年度の国内キャッシュレス決済市場規模は約82兆円に達し、19年度は約89兆円を超え、5年後には126兆円に。また18年度のQRコード決済は1500億円規模だが、23年には約2兆円に拡大すると予測している。
Kyash、2B向けカード発行事業譲渡　コンシューマ向けにフォーカス
決済サービスKyashを提供するKyash（東京都港区）は10月27日、企業向けカード発行事業の「Kyash Direct」を、フィンテック企業のインフキュリオンに譲渡すると発表した。コンシューマ向け事業に注力するため。