日程調整カレンダープラットフォーム「Spir」、登録ユーザー数1万人突破 全ユーザー解放開始

» 2021年07月26日 17時46分 公開
[季原ゆうITmedia]

 Spir(東京都渋谷区)は、日程調整カレンダーのプラットフォーム「Spir」(スピア)の登録ユーザー数が累計1万人を突破したと発表した。2021年5月に5000人を突破し、わずか2カ月で登録ユーザー数が倍増した。

 従来、Spirに登録するにはウェイトリストに申し込むか、既存Spirユーザーととの日程調整が必要という制限があった。それにもかかわらずユーザー数が増加した理由には、リモートワークの増加に伴うオンライン会議の浸透や、副業や兼業活動の増加が背景にあり、日程調整ツールへの期待が高まっているとうかがえる。

 今回1万人突破を記念して、これまでウェイトリスト制としていた個人プランを、無料で誰でも利用できるように解放する。

 Spirはビジネスで利用する複数のカレンダーと連携し、日程の調整からGoogle MeetやZoomなどのWeb会議のURL発行、カレンダーへの登録までをワンストップで行うことが可能なサービス。個人プランは無料だが、組織内での利用を想定した機能を備えるチームプランは月額1480円で提供する。

Spirの機能

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