東海エリアの「住みここちランキング2021」発表 ランキング上位を占めた県は?大東建託調べ(1/2 ページ)

» 2021年07月28日 14時00分 公開
[秋月かほITmedia]

 大東建託は東海エリアに住む成人を対象に、居住満足度調査を実施した。その結果「住みここちランキング」の1位は「愛知県長久手氏」、2位は「名古屋市昭和区」、3位は「名古屋市東区」だった。

愛知のイメージ写真 東海エリアの住みここちランキング。結果は?(写真ACより)

住みここちランキング1位「愛知県長久手市」

住みここち自治体ランキング東海版 2021年の<東海版>住みここちランキングTOP5(以下リリースより)

 住みここちランキング1位の「愛知県長久手市」は県の北西部に位置する、名古屋市のベッドタウン。現在も人口が伸び続けており、全国で一番住民の平均年齢が若い街としても有名。2005年に開催された愛・地球博を契機に市の東西をリニモが結んだことから交通利便性も高く、駅の沿線には大学や大型商業施設もそろっている。

 居住者からは「数年前には、全国一平均年齢が若い街になったほど世帯での転入者が多く、子どももとても多いので子育てしやすい。戸建てやマンションがどんどん建っているので、町並みがきれい。自宅を含め近所は新築だらけ。自転車で5分あれば、イオンモール、リニモに乗ればIKEAに自宅から20分で行ける。名古屋駅には、リニモと地下鉄乗り継ぎになるが40分くらいで行ける」(44歳女性)といったコメントが寄せられた。

住みここちランキング2位「名古屋市昭和区」

 2位の「名古屋市昭和区」は同市のほぼ中央に位置し、良好な住環境と高い交通利便性を有する。都心近くにありながら自然環境も多く、大学や図書館・美術館などの文化施設や商業施設も充実している。近年は再開発が進み、長く減少傾向にあった人口も増加に転じている。

 住居者からは「市の中心に位置しながらも土地の物価が安く、道路が広くて過ごしやすい。主要道路や高速、鉄道やバスなどのアクセスも主要駅に近くとても便利である」(31歳女性)、「程よく自然もあり、スーパーなども行きやすいため生活していて特に困ることがない。徒歩で行けるところが多い。外から来たが、穏やかで、店舗もあって充実していると思う」(22歳女性)というコメントがあった。

住みここちランキング3位「名古屋市東区」

 3位の「名古屋市東区」は江戸時代には名古屋城下の武家屋敷が集まった地域で、住宅地には現在も当時の町並みが残っている。尾張徳川家ゆかりの品々を展示する「徳川美術館」や「徳川園」のほか、プロ野球チームの中日ドラゴンズの本拠地「バンテリンドームナゴヤ」などの施設がある。

 住居者からは「文教地区で学校や幼稚園など徒歩圏内にたくさんあり、近くには公園や商店街もあるのでとても住みやすい!また都心へのアクセスも良く、おでかけにも便利」(36歳女性)、「徒歩圏内で名古屋最大の都市部に行けるわりに深夜営業の飲食店が少なく静か。コンビニなどは多いし、病院、郵便局、銀行も近い。名古屋の早咲きの桜の名所でもある」(50歳男性)といった声があった。

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