JR東日本は7月29日、プリペイドカード「オレンジカード」のうち、5000円券と1万円券を9月30日に廃止すると発表した。交通系ICカード「Suica」の普及などに伴い、販売自体は2013年に終了していた。
21年10月1日〜23年3月31日まで、払い戻しを受け付ける。低額のオレンジカード(500円券、1000円券、3000円券)は引き続き使える。
オレンジカードは、国鉄時代の1985年に発売。券売機で切符を購入できるプリペイドカードで、収集家が現れるほどのブームも起きた。
JRグループ6社でのオレンジカードの発行枚数は、01年度は400万枚あったが、電子マネーの普及などにより11年度には215万枚に減少。12年度上半期は17万6000枚に落ち込み、終売となった。
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