玩具業界紙『トイジャーナル』の調査によると、カプセルトイの市場規模はここ20年ほど、250億〜330億円で推移してきたが、19年度には400億円に達したことが分かった。
最近では、バンダイナムコアミューズメントがカプセルトイ専門店「ガシャポンのデパート池袋総本店」を17店舗目としてオープンさせた。かつて子供のころカプセルトイを楽しんだユーザーが、大人になり再度カプセルトイに夢中になる現象が起きているようだ。
日本ガチャガチャ協会によると、2018年以降カプセルトイの価格帯は上昇傾向にあり、現在は300円程度が主流だという。また、月にリリースする約300シリーズのうち、60〜70%は大人向けに変化している。コロナ禍による外出自粛や相次ぐイベントの中止により娯楽が減少している中、カプセルトイ市場の需要はどう変化するのか、注視される。
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