「無印良品 東武動物公園駅前」9月16日オープン 地域活性化を目指す3つの機能地域活性化を目指す(2/2 ページ)

» 2021年08月16日 12時27分 公開
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敷地内にある約1200平米の芝生広場「みんなの広場」も活用

 「無印良品 東武動物公園駅前」は、敷地内にある約1200平米の芝生広場「みんなの広場」の活用事業を東武鉄道より受託。毎日のラジオ体操や日常的なマルシェ、広場を拠点にした地域の清掃活動など、地域の人が自然と集まる場所として生活に根差した定期的な活動を計画する。また、ヨガ教室や子どもの見守り自然学校、イルミネーションなど、地域の人が主体で運営・開催するイベントもサポートする。近隣に住む人の地域への関わりを増やし、沿線および首都圏から足を運ぶきっかけを創出する狙いがある。

他の店舗でも地域活性化に向けた施策に取り組む

 良品計画は、他の店舗でも地域活性化に向けたさまざまな施策に取り組んでいる。「無印良品 港南台バーズ」(横浜市)は、食の取り組みを発展させ、生産者の思いを伝えるだけでなく、利用者の声も生産者に届けるような取り組みも行っている。

21年5月14日、「無印良品 港南台バーズ」オープン
「無印良品 港南台バーズ」のキッチンカウンター

 また「無印良品 道の駅なみえ」(福島県浪江町)は、浪江町の生活拠点として「商いを通じて、人と人とのつながりを創出すること」を目指している。町との連携を強めるとともに、毎日の生活を支える「くらしの基本アイテム」を中心に取りそろえるなど、地域活動への参画や、地域の人のくらしの役に立つことを目指した取り組みを行っている。

「無印良品 道の駅なみえ」
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