ファミリーマートは8月31日〜9月20日、全国のファミマ約1万6600店で「ファミリーマート 懐かしの看板商品復活祭展示会」を開催する。ファンから「もう一度食べたい」とリクエストがあったファミマ、am/pm、サークルK・サンクスの人気商品を復刻することで、売り上げを拡大するのが狙い。
ファミマは2010年3月にエーエム・ピーエム・ジャパンを吸収合併。16年9月にはサークルKサンクスと経営統合し、「ファミリーマート」ブランドへの転換を進めてきた。ファミマが21年9月に創立40周年を迎えるにあたり、自社の歴史を振り返る企画を立案。それぞれのブランドで好評だった弁当、おむすび、デザート、調理パンなど全10種類を復活販売する。担当者によると、これまでも懐かしの商品を単品で復活させたことはあるが、今回のように10種類まとめて販売するのは初めての取り組みだという。
ファミマブランドからは、ソースのかかったチキンカツの存在感が強い「ビックリチキンカツ弁当(発売は1987年、450円)」や、カスタードとホイップのWクリームを絞った「Wクリームエクレア」(発売は2008年、218円)などを発売する。
サークルK・サンクスブランドからは、白身フライやハンバーグなどを盛り込んだボリューミーな「びっくりのり弁」(発売は2007年、530円)と、窯炊きカスタードにチーズムースを重ねた「天使のチーズケーキ」(発売は2010年、190円)を用意した。
am/pmブランドからは、ボンレスハムやレタスをサンドした「パリジャンサンド(ハム&チーズ)」(発売は1995年、298円)と、レアチーズケーキの上にフレッシュチーズムースを絞った「フレッシュチーズめいっぱいJr.」(発売は2007年、320円)を販売する。
am/pmやサークルK・サンクスのロゴがデザインされたシールを商品に貼ることで、利用者に「懐かしい」と感じてもらえるように配慮した。パッケージはなるべく当時のデザインを再現するようにしたという。
商品ラインアップを“がっつり系”の弁当からスイーツまでそろえることで、幅広い客層に利用してもらうことを狙う。
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