アメリカン・エキスプレス・インターナショナル(東京都港区)は、週1回以上買い物をする一般生活者およびレジ業務担当者を対象に「コロナ禍における行列に関する意識調査」を実施した。その結果、買い物時の支払い方法はQRコードやタッチ式のスマホ決済を選ぶ人が増えていることが分かった。
一般生活者が「行列してもよい」と考えるシーンは、「スーパーマーケットでのお会計」(70.2%)や「コンビニエンスストアでのお会計」(40.1%)など、日常生活での買い物の会計が上位に。一方、「美術館・博物館への入場」(17.5%)や「観光地・土産物店への入場」(11.8%)など、日常以外の出先では行列したくないと回答した人が多かった。
普段の買い物でのレジ会計時、「後ろに並ぶ人の視線が気になるか」について、一般生活者の半数以上が「気になる」(52.9%)と回答。支払いに手間取ると、4割が「店員さんの視線が気になる」(43.0%)と答えている。
回答者からは「遅いと思われているんじゃないか……」(29歳 女性)、「後ろの人が『早くしてほしい』とイライラしているように感じる」(46歳 女性)などの意見が寄せられた。実際、会計時に財布やスマホの準備などで焦った経験を聞くと、6割近くが「焦ったことがある」(56.6%)としている。
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