ホンダ、最終モデル「NSX Type S」 日本では30台限定で販売：世界で350台

[ITmedia]

　本田技研工業は、8月30日にスーパースポーツモデル「NSX Type S（エヌエスエックス タイプエス）」を発表した。全世界350台限定販売となる。日本では30台限定で用意し、価格は2794万円。

ホンダは8月30日、「NSX Type S」を発表した（画像：以下、リリースより）

　日本国内では9月2日から「NSX PERFORMANCE DEALER」（NSXを販売できる店舗）にて購入申し込みを開始し、2022年7月に発売予定としている。

　16年8月に発表した2代目NSXは、誰もが快適に操作できることを目指し「人間中心のスーパースポーツ」という初代モデルが提案したコンセプトを継承している。ホンダ独自の電動化技術である3モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID SH-AWD（Super Handling-All Wheel Drive）」の採用により、エンジンだけでは達成することが難しい、高いレベルのレスポンスとハンドリング性能を実現したとする。

22年7月に発売予定だ

　同社は「NSX Type Sは、2代目NSXの集大成。これまでのNSXを超えるパフォーマンスとデザインを追求した」と説明する。

　ダイナミクス性能では、Type Sが目指す加速性能やコーナリング性能、そして、空力・冷却性能などを突き詰め、「ドライバーとクルマとの一体感」と「操る喜び」を提供する。また、デザインでは、Type Sとしての空力や冷却性能など、機能的進化を実現する新デザインを意識した。

　加えて、限定となる新色マットカラーや、特別感を演出する専用パーツ、Type S専用ロゴなどを設定した。

「NSX Type S」の内装