ローソンは9月7日、フタ付き容器を持参した顧客を対象として、おでんを5個購入するごとに39円引きで提供すると発表した。セルフ式は対象外となる。おでん容器に使用するプラスチック削減が狙い。
9月14日〜10月11日に東京都、埼玉県、千葉県の約30店舗で開始し、その後全国への拡大を予定する。ローソンのおでんは午後4時〜午後11時の夕夜間の販売比率が約6割となっており、揚げ物総菜やカット野菜、お酒などと一緒に幅広い年代の消費者が夕食やつまみ用に購入しているという。おでんの価格は一部商品を除き90円。
ローソンでは以前からさまざまなプラスチック削減に取り組んできた。店内の入れたてコーヒー「MACHI cafe(マチカフェ)」でもタンブラー持参者を対象に39円割引を開催し、年間プラスチック削減量は6.4トンと推定していた。
【訂正:2021年9月22日午後4時50分 ローソンの発表内容に変更があったため、初出「期間中のプラスチック削減量は6.4トン」と記載しておりましたが、「年間プラスチック削減量は6.4トン」に変更いたしました】
実際の削減量は公開していないが、同社は30年に17年度比で容器包装プラスチックの使用量を30%削減する目標を掲げており、今後もさまざまな取り組みを推進していくという。
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