ランチを外食にした場合の支払額 2位は「1000〜1200円未満」、1位は?夕食時の外食も調査

» 2021年09月30日 09時12分 公開

 昼食を外食にした場合における、支出額のボリュームゾーンは「800〜1000円未満」――そんな結果が、インターネットリサーチを手掛けるマイボイスコム(東京都千代田区)の「外食」に関する調査で分かった。同調査は今回で7回目。

「外食」に関する調査(画像はイメージ)

 直近1年間に昼食を外食にした人は73.3%で、2018年の調査より10ポイント以上減少した。

昼食の時、どれくらいの頻度で外食しますか?(出所:リリース、以下同)

 次に夕食での外食頻度を聞いた。直近1年間に夕食を外食にした人は69.0%と、18年調査より約17ポイント減少した。

夕食の時、どれくらいの頻度で外食しますか?

 昼食を外食にした人に、1回当たりの支出金額を尋ねた。最も多かったのは「800〜1000円未満」で30.9%、次いで「1000〜1200円未満」が16.1%、「700〜800円未満」が13.8%だった。夕食では「1000〜1200円未満」がボリュームゾーンで、1400円以上が5割強、2000円以上が3割だった。

 昼食を外食にする場面で最も多かったのは、「平日の昼」で46.5%、次いで「休日の昼」が37.6%、「外出のついで」が37.5%だった。18年の調査と比べ、「遊びに行く・レジャー」「友人・知人と会う」は減少した。「平日の昼」は高年代層、「休日の昼」は若年層、「外出のついで」「友人・知人と会う」は女性の比率が高かった。

昼食時に外食するのは、どのような時が多いですか?

 夕食を外食にする場面で、最も多かったのが「休日の夜」(46.7%)で、「外出のついで」(31.4%)、「平日の夜」(28.8%)、「家族がそろう」(25.5%)と続いた。「休日の夜」は10〜40代、「記念日・イベント、お祝いごとなど」は女性で比率が高かった。

夕食時に外食するのは、どのような時が多いですか?

 昼食を外食にする人に、店を選ぶ際に重視する点を尋ねた。「料理の味」「価格」が6割前後、「店へのアクセス」「メニューの内容」が各4割強だった。「メニューの内容」「衛生面」「店内の清潔さ」は女性で比率が高かった。

 夕食を外食にする人にも店を選ぶ際に重視する点を聞いたところ、最も多かったのは「料理の味」で72.3%、次いで「価格」が51.0%、「メニューの内容」「店へのアクセス」が各40%台だった。「子どもや家族と一緒に利用しやすい雰囲気」は女性の30〜40代、「店内の清潔さ」は女性60〜70代で高かった。昼食時、夕食時ともに、「価格」は過去調査と比べて減少した。

 今回の調査は 、「MyVoice」のアンケートモニターを対象に、インターネット上で実施した。期間は21年9月1〜5日、有効回答数は1万162人。

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