メディア

スタジオジブリ、「三鷹の森ジブリ美術館」のECサイトをオープン　開館から20年の節目

» 2021年10月01日 15時15分公開

[ITmedia]

　スタジオジブリは10月1日、「三鷹の森ジブリ美術館」（三鷹市立アニメ―ション美術館、東京都三鷹市）の開館20周年を記念して、同館のECサイト「マンマユート」をオープンした。

　サイトではTシャツ（6600円）や人気キャラクター「トトロ」のぬいぐるみ（3850円から）、マグカップ（2200円）などを扱っている。

「三鷹の森ジブリ美術館」のECサイト「マンマユート」

　配送について同館は「（サイトの）オープンからしばらくは、注文から発送までに1週間程度いただく場合がある」と説明。配達の日時指定は10月14日以降で受け付ける。

　同館は宮崎駿監督の構想により、スタジオジブリが建築し、2001年10月に開館。三鷹市、徳間書店、日本テレビが出資した「徳間記念アニメーション文化財団」を指定管理者として運営しており、国内外から年間70万人が来訪する施設だったが、コロナ禍で入場料収入が大幅に減少した。

　これを受け、三鷹市はふるさと納税を活用したクラウドファンディングを実施。10月1日までに当初目標の1000万円を大きく上回る、約3000万円が集まっている。

クラウドファンディングでは約4000人から約3000万円が集まっている

スタジオジブリ復活　宮崎駿監督「引退撤回」で新人募集
スタジオジブリが新規スタッフを募集。14年に制作部門は解散していたが、宮崎駿監督の「引退撤回」で復活する。
パルコ、「スタジオジブリのあの服」のショップを全国で期間限定オープン
パルコは、自主編集型売場「PORT PARCO（ポートパルコ）」など全国パルコの一部店舗で、「スタジオジブリのあの服」の期間限定ショップをオープンすると発表した。
ジブリ鈴木敏夫が語る――宮崎駿に『風の谷のナウシカ』を連載させた『アニメージュ』初代編集長の「型破り人生」
スタジオジブリのプロデューサーとして、宮崎駿作品をはじめとするアニメーション映画の制作に尽力している鈴木敏夫氏。その鈴木氏が大きな影響を受けたのが徳間書店時代の上司である故・尾形英夫氏だ。尾形氏は宮崎駿氏に『風の谷のナウシカ』を連載させた『アニメージュ』の初代編集長。尾形氏の型破りな生き様を鈴木氏が大いに語る。
ジブリ展で鈴木敏夫Pの書画120点公開！　専門家が見るその腕前は？
現在開催中の「鈴木敏夫とジブリ展」では鈴木氏の書画約120点や映画企画書、宣伝用キャッチコピー案、作業予定表など500点以上の資料が展示されている――。
ハウル、もののけ姫の世界を体感　「ジブリパーク」2022年度開業
愛知県は、長久手市の愛・地球博記念公園に整備予定のテーマパーク「ジブリパーク」について、2022年度に開業すると発表。スタジオジブリによる基本デザインを公開した。