#ワークマン女子 都内繁華街に初出店 “ゴリラ像”など「映えスポット」を大学生と開発アルカキット錦糸町店(1/2 ページ)

» 2021年10月15日 13時40分 公開
[サトウナナミITmedia]

 ワークマンは10月15日、「#ワークマン女子」を東京都墨田区の商業施設「アルカキット錦糸町」にオープンした。初めて都内繁華街での出店となる。同社はアルカキット錦糸町店を旗艦店と位置付け、全国924店中で1位の年間6億円の売り上げを狙う。

ワークマン #ワークマン女子アルカキット錦糸町店(以下、筆者撮影)

 同店は、JR錦糸町駅北口から徒歩20秒のアルカキット錦糸町3階に位置する。店舗を構えた理由について担当者は、「総武線沿線は通勤で使う人が多く、中でも錦糸町は特ににぎわっている。テナントの有力チェーンの中には全国1〜2位の売り上げを記録する店舗もあり、集客が見込めると判断した」と説明する。

ワークマン

 同店の目玉となるのは、Z世代の大学生とコラボした“フォトスポット”だ。これまで#ワークマン女子は、ショッピングモール内に5店舗、ロードサイドに2店舗の計7店舗を出店し、その全ての店舗にフォトスポットを設置している。

 同店舗では、SNSへの投稿率をさらに上げるため、デジタルが当たり前の時代に生まれた日本大学商学部水野ゼミの学生にアイデアを求め、店内入り口にはゴリラとキャンプデートしているように撮れるフォトスポットや、自由にメッセージが書き込める鏡などを設置。

ワークマンワークマン 日大生とコラボしたフォトスポット

 同社によると、来店客の3〜4%がSNSで店舗や製品を発信すると「バスる」店になるといい、ピンクのブランコなどの仕掛けを作った「コレットマーレ店」(横浜市)のインスタ投稿率は6%で、同業態でトップの繁盛店だという。

 アルカキット錦糸町店では、フォトスポットでのSNS投稿率5%を目標とし、SNSだけで十分な集客ができる店舗を目指すとしている。

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