アマゾンジャパンは10月20日、個人でもKindleストアで本を出版できる「Kindle ダイレクト・パブリッシング」(KDP)が紙書籍に対応したと発表した。電子書籍に加え、紙の書籍も選べるようにし、著者とKindleストアのユーザーの利便性を高める。
KDPはマンガを含む全ジャンルの書籍を、初期費用なしで個人出版できるのが特徴のサービス。KDPで紙書籍を出版した場合、注文数に応じて印刷するため、著者が在庫を抱える必要がない。KDPで出版した紙書籍は、日本の他、英国、米国、豪州、欧州、カナダのAmazonで購入できる。
販売価格も著者自身が自由に設定でき、最大で紙書籍は60%、電子書籍なら70%のロイヤリティーをそれぞれ受け取ることが可能だ。ただ、紙書籍の場合、受け取ったロイヤリティーから印刷費が差し引かれる。
著者自身のAmazonアカウントでKDPにサインインし、KDPの専用アカウントを作成。その後、出版したい本のタイトルや内容紹介などの情報を入力するとともに、原稿と表紙をPDFファイルで作成し、本の販売価格などを設定すれば、個人製作の書籍を出版できる。
同社の書籍事業本部のエイミー・ワースジェネラルマネジャーは「著者の皆さまの素晴らしい作品を通じて、著者と読者の皆さまが出会う機会が増えることを楽しみにしている」とコメントしている。
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