リサーチ会社のクロスマーケティング(東京都新宿区)は「フェイクニュースと情報に対する意識調査(2021年)」を実施。調査では40.5%が「信じていた情報やニュースが、あとでフェイクニュース/デマだとわかった」経験があると回答。また、信頼できる情報源1位は「NHKの記事・ニュース」となった。
「信じていた情報やニュースが、あとでフェイクニュース/デマだと分かった」と答えた40.5%のうち22.2%は、それらの情報を「デマだと知らずに他の人に伝えたことがある」と回答した。
「デマだと知らず他の人に伝えた」経験を持つ人を年代別で見ると、20代が30.0%と他の年代よりも高くなっている。SNSが普及し、どんな情報にもアクセスでき、面白い情報は共有するという行動が当たり前になっていることが要因として推測できる。
フェイクニュースに関する経験について尋ねた。「タイトルと本文の内容が一致していない記事やニュースを見た」(62.8%)や「一目見て、これはフェイクニュースでは? と思うような記事やニュースを見た」(59.1%)などの回答が見られた。
一方、80.5%が「記事・ニュースのタイトルだけ見て、本文や内容を見ないことがある」と回答しており、タイトルだけで記事の内容を判断する人が多いことも明らかになった。
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