ローソンが全国3000店舗で焼きいもの店頭販売を、11月2日に始める。レジ付近で販売中のおでん、中華まん、フライドフーズ、「マチカフェ」などの「カウンターフーズ」の新定番として定着させたい狙いがある。2011年から九州エリアの一部店舗で焼きいもを展開していたが、今回の全国展開では商品仕様を変え、価格を210円に設定した。専用オーブンを導入し、じっくり石焼きしているのが特徴だ。
なめらかな舌触りと甘みが特長の国産「紅はるか」を採用。甘みを引き立たせるため、収穫後45日間貯蔵庫に保管・熟成させたものを、専用オーブンでじっくり焼き上げる。これにより「しっとりとした食感と、甘みのある焼きいもに仕上がる」(ローソン)という。
秋に旬を迎えるさつまいも。焼きいもはコンビニフーズの新定番になるのか。ローソンの担当者に、導入の狙いなどを聞いた。
――焼きいもの販売は今回が初めて?
11年から、九州エリアの一部ローソン店舗で焼きいもの販売を開始していました。
――ターゲット層は?
幅広い年代のお客さまに楽しんでいただきたいです。一部エリアで実施した試験販売では、夕方(午後4時〜午後6時)の販売がピークで、学生、家族連れやシニア層など、幅広い世代の方にご購入いただきました。ちなみに、リピート率は当社の定番商品「からあげクン」と同程度と高い実績でした。
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