家計簿アプリのマネーフォワードMEが、コード決済サービスPayPayの利用明細取り込みに対応した。iOS版のみの対応で、OCR機能を使うため、ユーザー側の操作が必要。これまで、PayPay利用明細は自動取り込みができず、ユーザーからの要望が多かった。
いったんWeb版のマネーフォワードMEにアクセスし、「金融機関の追加」から「未対応の電子マネー・プリペイド」として「PayPay」を登録する。その後、PayPayアプリを起動し、取り込みたい利用明細を開いたあと、共有ボタンからマネーフォワードMEを選ぶと、明細画面をOCRによって解析し、利用明細が取り込まれる。
同社はこれを「電子レシートのOCR」読み込みとしており、現時点で対応するのはPayPayだけだが、そのほかの自動取り込み非対応のサービスにも展開が期待される。
マネーフォワードMEに限らず、自動家計簿ソフトは、APIを通じて決済サービスや金融機関のサイトから利用明細を取得するか、Webサイトにログインして利用明細を取得するスクレイピングかの手段を使って自動取り込みを実現している。しかし、PayPayなどはAPIも、利用履歴が確認できるWebサイトも用意しておらず、読み取りができなかった。
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