Web面接のデメリット 2位「職場の雰囲気を伝えにくい」、1位は?(1/2 ページ)

» 2021年10月29日 20時44分 公開
[らいらITmedia]

 採用面接は「Web面接」よりも「対面面接」を希望する求職者が多い――転職サイト「doda」を運営するパーソルキャリアが、8月〜9月に求職者・採用担当者を対象に実施したアンケート調査で、こうした結果が判明した。

Web面接のイメージ(提供:ゲッティイメージズ)

 「dodaエージェントサービス」で7月に取り扱った求人案件のうち、「Web面接可」の求人案件は全体の63.8%を占めた。2020年8月は38.4%に過ぎなかったが、調査を重ねるごとにWeb面接を採用する企業は増加傾向にある。

「Web面接可」の求人案件は全体の63.8%を占めた(出典:dodaのWebサイトより)

 「求職者が面接形式を選べるとしたら、対面とWeb面接どちらを希望するか」という質問では、「どちらでもよい」が最多で4割に及んだ。また、Web面接よりも対面面接を希望する求職者の割合が多く、「対面面接」と回答した人は39.3%だった。

Web面接よりも対面面接を希望する求職者の割合が多かった(出典:dodaのWebサイトより)

 Web面接を選んだ理由で最も多かったのは、「交通費がかからない」(68.7%)だった。「スケジュールが調整しやすい」(68.6%)、「地方からでも参加しやすい」(35.5%)が続いた。「手元に質問事項をまとめたメモなどを用意できる」と面接対策としての有効性を挙げる回答もあった。

Web面接を選んだ理由で最も多かったのは、「交通費がかからない」だった(出典:dodaのWebサイトより)
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