SBI証券(東京都港区)は11月1日より、「【インデックスだけじゃない!】厳選アクティブファンド ポイント倍増大作戦」キャンペーンを開始した。独自の基準で選定した11本の厳選アクティブファンドを対象とし、期間中の月間平均保有金額に応じて貯まるポイントの付与率を通常の約2倍とする。
「【インデックスだけじゃない!】厳選アクティブファンド ポイント倍増大作戦」(出所:Webサイト)
これは、保有する投資信託の金額に応じて、年率0.1〜0.2%をTポイントやPontaポイントで還元するもの。該当の投資信託は2倍の0.2〜0.4%を還元する。また、同キャンペーンの終了後の2022年1月からは「投信マイレージサービス」を拡充する。キャンペーン対象となった11本の厳選アクティブファンドのポイント付与率が、現行から25〜50%、恒常的に引き上げる。
ポイント付与率(出所:リリース)
同社は、一人ひとりの投資に対するさまざまな考え方や価値観に対応すべく、長期の資産形成における重要な選択肢の一つとして、アクティブファンドについても取り組みを強化するとしている。
- SBI証券、eMAXIS Slimなどの投信マイレージ付与率引き上げ SBI取り分を投資家に還元
SBI証券は4月1日から、eMAXIS Slimシリーズや楽天・バンガードファンドなど、26本の低コストファンドについて、「投信マイレージ」の付与率を引き上げる。投信マイレージは、対象の投信保有金額に応じてTポイントが貯まるサービス。SBI証券は、これにより、信託報酬のうちSBI証券に支払われる手数料と同率程度を顧客に還元するという。
- SBI証券が手数料無料化加速 1日100万円まで無料に
SBI証券は9月23日、10月1日から株式売買手数料を、1日あたり100万円まで無料にすると発表した。これまでは50万円となっており、楽天証券、松井証券などと同額だった。100万円は、現物株式、制度信用取引、一般信用取引のそれぞれで計算するため、総額で300万円まで無料で売買できることになる。
- SBI証券、「Pontaポイント」を11月より導入
SBI証券は8月20日、ポイントサービス「Ponta」を運営するロイヤリティマーケティングと連携し、2021年11月から共通ポイントサービス「Ponta」を導入すると発表した。
- SBI証券、投信積立設定額500億円突破 楽天を追走
SBI証券は投資信託の積立設定金額が、9月17日の時点で月間500億円を突破したことを明らかにした。200億円を突破したのは2020年3月。そこから1年半で2.5倍となった。
- 多角化進むSBI証券 ネット証券は2強時代に
大手5社と呼ばれるネット証券の中で、SBI証券と楽天証券が他を引き離して2強になってきている。2021年3月期の各社の決算を見ると、SBI証券と楽天証券が、預かり資産残高を大きく伸ばした一方で、マネックス、松井、auカブコムの各ネット証券の伸びは小幅だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.