10〜60代のビジネスパーソンに聞いた「仕事を辞めたいと思った理由」1位は「人間関係」――。そんな結果が、スタッフサービス・ホールディングス(東京都千代田区)が行った調査で分かった。
働く世代を16〜25歳の「Z世代」、26〜40歳の「ミレニアル世代」、41〜50歳の「就職氷河期世代」、51〜60歳の「バブル期世代」に分け、仕事にまつわる調査を実施した。
仕事を辞めたい理由について、全世代で「人間関係」が35.0%で1位。次いで「給与」が23.3%で2位、「仕事量」が21.8%で3位となった。世代別の結果で、Z世代のみ「給与」がトップ。「残業代が正当に出されていないとき」「給与明細を見たとき」に辞めたいと思うようだ。
ミレニアル世代は「人間関係」に加え、「仕事量」や「労働時間」が上位にランクイン。回答者からは「残業が多すぎる」「休日出勤で電車に乗るとガランとしていたとき」といったコメントが寄せられた。
就職氷河期世代は、「人間関係」のスコアが4世代の中で最も高い。「先輩が仕事を押し付けて全く働かない」「上司との見解の不一致に対して、トップダウンで押し切ってきた」などのコメントからも、人間関係のストレスが大きいと推察される。
バブル期世代は、「評価・人事」が2位であることから、出世争いなどが気になっていると考えられる。回答者からは「出世を閉ざされた」「仕事ができる人のほうが給与が安くなる給与体制」などのコメントがあった。
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