丸の内ピカデリーがリニューアル 可動式3面スクリーンで”臨場感”を演出

[ほしのあずさ，ITmedia]

　松竹マルチプレックスシアターズ（東京都中央区）は、運営する「丸の内ピカデリー1・2」を11月26日にリニューアルオープンすると発表した。2019年にオープンした「ドルビーシネマ」とあわせて、次世代のエンターテインメントを発信する映画館として訴求する。

有楽町ピカデリーがリニューアルオープン（出所：プレスリリース）

　ロビーは、ピカデリーブランドのイメージカラーである「ピュアホワイト」と、レッドカーペットをイメージした「赤」で演出。また館内は、新たなエンターテインメントの楽しみ方を提案する2つのシアターで構成するという。

　「ピカデリー1」では、1面300インチの可動式スクリーンを3面配置し、多彩な表現を可能とした。また、デジタル音響システムを導入し、通常のスクリーンでは再現が難しかった、音楽ライブやミュージカルなどの舞台演劇、サッカーをはじめとするスポーツなどを楽しめるようにした。会場にいるかのような臨場感を体感できるとしている。

ピカデリー1（画像はイメージ、出所：プレスリリース）

　「ピカデリー2」では、最大約40人の登壇が可能な、奥行約3メートル×横幅約15メートルの大型ステージをスクリーン前に設置。大人数での舞台あいさつの他、ライブパフォーマンスやe-sportsといったイベントに対応できるようにした。

ピカデリー2（画像はイメージ、出所：プレスリリース）

　座席数は、「ピカデリー1」が623席（車椅子席2席含む）、「ピカデリー2」が434席（車椅子席2席含む）、「ドルビーシネマ」が255席（車椅子席2席含む）の合計1312席。