「TikTok(ティックトック)」を運営するバイトダンスは、「TikTok流行語大賞2021」にノミネートした30ワードを発表した。大賞発表は12月8日を予定。TikTokの世界の月間アクティブユーザー数は、20年7月時点では世界で6億8900万人だったが、コロナ禍で利用者が大幅に増え、9月時点で10億人を突破しているという。
ノミネートした「卒アルお父さん」とは、息子・娘がお父さんの卒業アルバムの写真を投稿し、昔のかっこよかった青年時代と現在を比較するビフォーアフターチャレンジ。動画の累計再生回数は5億回に上る。
「写り込みチャレンジ」は夏に世界的に人気となったチャレンジ。動く四角い枠内に時間内に移動し写真撮影するというもの。あえて撮られないように枠から逃げる「写り込まないチャレンジ」も派生して人気となった。累計再生回数は3億回超え。
チャレンジ系のほか、楽曲も多くノミネートされた。Adoの「うっせぇわ」や青森市のご当地アイドルユニット「青森ナイチンゲール」(現在活動休止中)のテーマ曲「青森ナイチンゲール」、back numberの「水平線」、TikTokから火がついたシンガーソングライターWurtSの「分かってないよ」などが選出。
大賞の選定方法は、21年の動画投稿数、再生数、いいね数、TikTokアプリ内のユーザー投票数などをもとに総合的に判断して決定するとしている。
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