首都圏版、「商業施設の集客力」ランキング 3期連続の1位は?2021年秋の調査(1/2 ページ)

» 2021年11月09日 12時00分 公開
[ITmedia]

 日経リサーチ(東京都千代田区)は11月9日、首都圏版の「商業施設の利用実態調査」を発表した。1都3県の商業施設(一部圏外の大型アウトレットを含む)約700カ所を対象に実施。集客力ランキング1位は2020年秋、21年春の調査に続き「西武池袋本店」となった。

日経リサーチは首都圏版の「商業施設の利用実態調査」を発表した(画像:ゲッティイメージズより)

 同社は、西武池袋本店について「昨年、食品・惣菜の買い物を目的に練馬区など、私鉄や東京メトロを利用した近距離からの来店が増えた。一方、今回の調査では埼玉県からの来店や、飲食目的での来店が増加しており、コロナ前の商圏に戻りつつある」と分析している。

 2位は「御殿場プレミアムアウトレット」、3位は「渋谷ヒカリエ」となった。4位以降は「伊勢丹 新宿店」「そごう 横浜店」「ヨドバシAkibaビル」と続いた。トップ10には1都3県外のアウトレット施設が2つランクインしている。

 同社は「コロナ禍で長距離の旅行が難しい中、東京から車で90分前後と近く、屋外型で子供連れや友人と安心して楽しめる場所として集客力を発揮した。また、『そごう 横浜』も12位から5位に浮上しており、東京以外の施設の上昇が目立つ」とコメントした。

集客力ランキング(出所:以下、リリース)
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