JALは、デジタル証明書アプリ「VeriFLY」を10月から日本発米国本土行きにおいて本格運用を開始している。11月8日、米国に入国する渡航者のワクチン接種義務化に合わせ、同アプリでワクチン接種証明書の登録が可能になったと発表した。
米国時間の11月8日以降、米国へ入国するすべての渡航者に対し、新型コロナウイルスのワクチン接種完了が求められることとなった。同アプリは新しい入国要件に合わせ、あらかじめワクチン接種証明書を登録でき、出発日当日、チェックインカウンターで提示することによりスムーズな搭乗手続きが可能となる。
同アプリは生体認証技術による本人認証のサービスを展開、米国を始め欧州の一部路線では既に導入されている。ユーザーは新型コロナウイルス検査証明書やワクチン接種証明書の登録や渡航先の入国要件に合わせた準備書類などを事前に入力、管理することが可能となる。
同社は今後も利用可能路線の拡大や、使いやすいデジタル証明書アプリの普及に努め、安全、安心でスムーズな空の旅を提供するとしている。
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