会社意向のジョブチェンジ(職務変更を伴う異動)について適性面でどう思うか尋ねた。全年代において「意外な自分の適性を見つけられるかもしれない」(38.4%)が「向いていない仕事につく可能性がある」(24.3%)を上回り、ポジティブな反応を示していることが分かった。
スキル面でも異動経験の有無に限らず、「さまざまなスキルが身に付けられる」(異動経験あり55.5%、異動経験なし38.0%)が「1つ1つのスキルが浅くなってしまう」(同15.6%、同16.8%)というネガティブな意見を大きく上回る結果に。
「仕事ぶりを適切に評価されていると思うか」と尋ねたところ、職務内容が明確な人は52.6%が「思う・やや思う」と回答。一方、職務内容が不明確だと感じている人が「あまり思わない・思わない」が58.4%、「思う・やや思う」が8.7%と大きな差が見られた。
職務内容が明確になるほど、会社からの評価に対する満足度は高くなる傾向があるようだ。同社は「ジョブ型雇用を導入しないとしても、職務を明確化することで良い効果が期待できる。個々の職務・評価基準を明確化していくことは、社員との関係性構築に効果的」とコメントした。
調査は、正規雇用者を対象にインターネットで実施。期間は9月24〜27日、有効回答数は700人(内訳:20〜50代各175人)。
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