マイナビは、「ジョブ型雇用と働き方への意識調査」を実施した。現在の職種のまま、ジョブ型とメンバーシップ型雇用を選べるとしたらどうするか、という質問に対し、20代は「ジョブ型」と回答した割合が高かった。一方、30〜50代は「メンバーシップ型」の割合が高い結果となった。
ジョブ型雇用とは、職務内容や責任の範囲、労働時間、勤務地などを明記したジョブ・ディスクリプションを作成し、その条件にマッチした労働者と合意の上で契約を結ぶ雇用形態。メンバーシップ型雇用は、年功序列や終身雇用を前提にした、職務や勤務地を限定しない無限定正社員を指す。
全体で見たところ、32.1%がメンバーショップ型を支持し、24.6%のジョブ型を上回った。テレワークや副業など働き方が多様化する中で、20代と30代以降で考え方に違いが生まれ始めていることが分かる。
一方、全年代において4〜5割が「分からない」と回答していることから、自分の働き方の適性が判断できていない人も多いことがうかがえる。
「ジョブ型雇用になったら給料は上がると思うか」という質問に対し、約半数が「変わらないと思う」と回答。20〜30代では「上がると思う」が、40代以上では「下がると思う」と回答した割合が高かった。
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