アヲハタ、9年ぶりに家庭用ジャムなど35品目を値上げ

» 2021年11月16日 16時40分 公開
[ITmedia]

 アヲハタは11月16日、家庭用ジャム、ホイップ・スプレッド類を値上げすると発表した。2022年2月1日の出荷分からを予定している。同社の価格改定は13年以来、9年ぶりだという。

アヲハタは2022年2月の出荷分から値上げを発表した(画像:公式Webサイトより)

 対象商品は、「アヲハタ 55」シリーズ(11品目)や「アヲハタ まるごと果実」シリーズ(11品目)、「ランプジャム」シリーズ(3品目)、「ヴェルデ ホイップ」シリーズ(5品目)、「ヴェルデ トーストスプレッド」シリーズ(5品目)で合計35品目。

価格改定表

 値上げの要因については、ジャム類の果実原料の高騰、ホイップ・スプレッド類の主原料である食用油価格の高騰だという。同社は「果実原料の価格は近年、世界的な天候不順と需要増加に加え、物流などのエネルギーコストの上昇などにより一段と高騰しています。また、昨年後半より食用油の原料である穀物の国際価格も、主産地の天候不順による減産に加え、世界的な需要拡大により急激に上昇しております。これらの原料価格は、今後もさらに高騰していく見込みです」と説明した。

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