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» 2021年11月25日 07時00分 公開

大和証券、セゾングループのFintertech、クラウドファンディング参入で市場は変わるか?(1/2 ページ)

大和証券グループとクレディセゾンのグループ会社、Fintertechは11月24日、貸付型クラウドファンディング事業への参入を発表した。サービス名は「Funvest」。信用力のある貸し付け先を選定し、利回り2-3%を中心とした商品ラインアップを設ける。

[斎藤健二,ITmedia]

 大和証券グループとクレディセゾンのグループ会社、Fintertechは11月24日、貸付型クラウドファンディング事業への参入を発表した。サービス名は「Funvest」。信用力のある貸し付け先を選定し、利回り2〜3%を中心とした商品ラインアップを設ける。

 「親会社の信頼性を打ち出していきたい。大手でクラウドファンディングをやっているところはない中、我々がやることが強みだ」と、武田誠社長は話した。

SBI撤退後のクラウドファンディングに参入

 貸付型クラウドファンディングは、一般にソーシャルレンディングとも呼ばれる。業界トップをmaneoとSBIグループのSBIソーシャルレンディングが競っていたが、いずれも不祥事により苦しい状況にある。

 maneoは2018年に集めた資金の不正利用が発覚し、金融庁が行政処分を行ったほか、募集した多くのファンドで延滞が発生し、総額260億円あまりの分配が滞っている状況だ。また、SBIソーシャルレンディングでは、貸し付け先企業が資金を不正流用したことを受けて、投資家に対し損失を補填。それを受けて事業から撤退が決まった。

 いずれも投資家にうたった金利水準は高く、8〜10%程度の案件も散見される。こうした高リターンの案件はハイリスクであり、貸出先事業者も大手の信頼がおけないところが混じっていたことが、問題の根幹にあった。

 「各社は高いリターンを競い合っていた。そうすると、融資先もリスクが高くなってくる。リターンの競争ではない世界で、銀行預金よりもいいが、ハイリスクにさらされない商品を探している。危なそうなところは勝負しにいかない」と武田氏は話し、安心感のある低リスクな貸出先を中心とする考えだ。

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