JR東日本の表輝幸常務執行役員は、「この取り組みは、JR東日本が進める『Beyond Stations 構想』に沿ったもの。駅では早朝や深夜にコーヒーを飲みたいという需要があるが、人員の確保やその費用が課題となっていた。Ellaを導入することで、人件費の削減が期待できるほか、非接触かつエンターテインメント性の高いサービスを提供できる」と自信を示した。
一方、日本ではコンビニエンスストアなどで、いれたてのコーヒーを低価格で飲むことができ、出勤前や休憩時間などに多くのビジネスパーソンが利用している。その点について、Crown社のキース タンCEOは「Ellaが抽出するコーヒーは『グルメコーヒー』のカテゴリーで、100円台で購入できるコーヒーとは異なる」と説明。需要が見込めると意気込みを語る。
実証実験は、2022年2月28日までの予定で、営業時間は東京駅が午前7時〜午後10時、横浜駅は午前7時〜午後9時。両社は、実証実験の結果をふまえ本格導入や他エリアへの設置を検討したいとしている。
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