では、妥協した条件はあるのだろうか。尋ねたところ、79.7%が「ある」と回答。妥協した具体的な条件は、「間取り・広さ」(148人)が最も多く、次いで「立地」(110人)、「価格」「設備」(いずれも28人)と続いた。
優先する条件で1位となった立地が、妥協した条件の2位になったことについて同社は、「『高台であることを優先し、駅からの距離を妥協した』など、立地条件の中にも優先順位があるから」と分析している。
1位の「間取り・広さ」と回答した人からは、「本当はウォークインクローゼットが欲しかった」(20代女性)、「予算を抑えるために、2階のバルコニーを諦めた」(50代男性)とった声が聞かれた。
2位の「立地」と答えた人は、「駅徒歩圏内かつ予算内で戸建を優先するため、主要駅から2つほど離れた場所を選んだ」(20代男性)、「子どもの学区内で購入したかったが、予算を考えると妥協せざるを得なかった」(30代男性)というコメントが寄せられた。
3位の「価格」「設備」では、「坪単価が希望する金額よりも高くなった」(50代男性)、「ドアをスライドにしたかったが、デザインの関係で普通の縦開きになった」(20代女性)という意見があった。
今回の調査は、家を買った経験がある男女493人を対象にインターネットで実施した。調査期間は11月9〜23日。
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