産業能率大学は「社長が選ぶ 今年の社長 2021」の調査を実施し、トヨタ自動車の豊田章男社長が選ばれたと発表した。
この調査は従業員数が6人以上の企業経営者(経営トップ)を対象に、「今年(2021年)の最優秀経営者は誰か?」を尋ね、その結果をまとめたもの。2位にはソフトバンクグループの孫正義会長兼社長、3位にはアイリスオーヤマの大山晃弘社長が選ばれた。
豊田社長が1位に選ばれたのは、2年連続で通算3回目。投票理由には「時代の先を考えながら、地球環境に取り組む熱意」「カーボンニュートラル実現に向け、これまでの自動車開発の改革に加え、ウーブンシティの実証実験を開始するなど先頭に立って走り続けている」「エコカーの多面展開を実行しており、半導体不足の中でも生産水準を短時間で回復して半期1.5兆円の利益を確保した」などが挙げられた。
孫会長兼社長への投票理由は「人望も含めてワクワクさせてくれる」「自社株買い1兆円にはびっくりした」「物事をグローバルに考えて実行しているところと幅広い投資戦略」など、大山社長への投票理由は「大手企業の元社員を働きやすい意見の通りやすい職場環境で、再び生かし利益を上げている」「顧客第一主義の素晴らしい商品開発と好業績の維持」「面白い商品を多数出し、CMも力を入れていて素晴らしい」などの声が寄せられた。
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