顧客満足度調査や消費者動向に関するリサーチを提供するジェイ・ディー・パワー ジャパン(J.D. パワー、東京都港区)はEV(電気自動車)に関する調査を実施した。その結果、EVを購入する際に希望するメーカーの1位は「トヨタ(トヨタ自動車)」だった。
EVを購入する際の希望メーカーを尋ねたところ、「トヨタ」(41%)が最多だった。2位以下は「日産(日産自動車)」(18%)、「ホンダ(本田技研工業)」(14%)などが続き、国内メーカーへの支持の高さがうかがえる結果となった。海外メーカーのトップは「テスラ」(3%)で7位にランクインした。世代別に見ると、EVを買う際にトヨタを選ぶという回答は若年層に多く、日産を選ぶという回答はシニア層に多いという傾向も見られた。
J.D. パワーが集計した2021年の販売台数シェアと比較すると、トヨタはこちらでもトップ(34%)。一方、希望メーカーで2位だった日産は、販売台数シェアだと5位(10%)にランクダウンしている。海外メーカーでシェアが最も大きいのは「メルセデス・ベンツ」(9位、1%)だった。
最近ではアップルやソニーなど、自動車メーカーではない企業によるEV市場参入の動きが見られる。一般消費者はどう思っているのだろうか。
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